近年、イタリアンやフレンチ、カフェなど、モダンな雰囲気の店舗が多く造られている四間道ですが、その始まりは約400年以上も前に遡ります。かつて多くの商人たちが存在したこの街では、今もその想いを引き継ぐようにあらゆる種類の店が軒を並べています。
- 1610
- 名古屋城築城と共に、堀川水運を利用して隆盛を誇った商人たちの
清須越しに伴って「商人の町」としてつくられる。
- 1700
- 大火により、防火と商業活動を目的として道が広げられ、「四間道」と名付けられる。
(四間=7メートル)
- 1740
- 石垣の上に土蔵群、通りに面して町屋が軒を連ね始める。
それら立ち並んだ町並みは保存地区に認定され、今も大切に守られている。
- 2014
- 400年以上続く商人の町の片隅にて、「BARねじ錐」の看板が掲げられる。
もし数百年前にこの店が存在していたら…
商人たちが膨らんだ財布を手に、
夜な夜な酒をちびちびと舐めに来ていたのかもしれない。